豆知識 TRIVIA
「サーカディアンリズム」という言葉は馴染みが無いかもしれませんが、「体内時計」という言葉に変えると、少しイメージしやすいかもしれません。
人間の体はよくできていて、一日の「光の変化」に伴って体の中のリズムが形成されていきます。
朝日を浴びると体は覚醒しはじめ、日中の日差しはその活動リズムを保たせ、夕方から夜に至るまでに日が落ち、闇に眼が慣れていくと、次第に体は休息モード、睡眠モードへと切り替わっていきます。これが自然なサイクルです。
しかし、今の社会では夜になっても「闇夜」は経験し難いのが実情です。
なぜか—照明が隅々まで浸透しているから。
私たちはオフィスにいても高照度の照明に晒され続けていますし、そればかりか、通勤の際にも明るい環境、家に帰っても照明を浴び続けています。そして極めつけは就寝の際にスマホのブルーライトで目(実際には脳)に明かりを送り続けているのです。
だから、みんな、いつも疲れているんですね。
体内リズムは狂い、脳は休まらないからです。
では、どうすればいいでしょうか?
明かりから逃れるのは難しいものの、意識的に消したり、明るさを絞ったりできればどうでしょうか?
家や通勤環境ならば意識すればそれを実践できるかもしれません。
でも、オフィスでは不可能では・・・。
そんなお困りごとに、遠藤照明さんはアプローチしています。
四ツ谷にあるショールーム兼ライブオフィス「Synca U/X Lab」では、オフィス内で人間のサーカディアンリズムをどう適正にコントロールできるかを意識したオフィス造りがなされています。
また、株式会社ジェックさんと協力し、グリーンをふんだんに取り入れバイオフィリックデザインも意識したオフィス造りが行われています。自然な環境で働き、人体のメカニズムを適正に働かせる~Well Beingを意識したオフィスを造りたいのであれば、間違いなく一度訪問する価値のある場所だと思います。
アフターコロナのオフィスづくりには、在宅ワークという快適と思える環境を超える環境の創出というテーマがあると思います。この面にリーチする、思いがけない環境ツールになるかもしれません。
照明によって受けてきた害を照明によって解消する。
そんな新感覚、是非味わってみてください。
弊社にご相談いただければ、ご希望に合わせてショールームのアテンドをさせていただきます。